沖縄県内で夏に着用している方が多い「かりゆしウェア」。
夏の沖縄では、かりゆしウェアを着用している方を多く見かけます。
また、2006年以降クールビズの影響もあり、県外でも愛用者が増えています。
お届けするかりゆしウェアは、綿・植物繊維(月桃)混の糸を、琉球藍染で濃淡二色に染め上げ、ジャガード織機で、沖縄の伝統織柄トィグワーと五・四柄を織り込んでいます。
綿と沖縄の芳香植物の月桃の繊維を混紡した糸を使用。
サラリとしたソフトな風合いが素肌に心地よい1枚です。
藍染ですので、洗濯当初は色落ちをします。もし水等に濡れる事により藍染箇所より、白地の箇所に移染した場合も、モミ洗いして頂ければ藍色は落ちます。(自然の藍100%で染め上げた藍は他に移染しませんのでご安心ください。)
「月桃物語」(月桃混素材)とは
沖縄特産の芳香植物「月桃」は初夏に可憐な花を咲かせ、秋には赤い実をつけます。
「月桃」は沖縄の人々にとって馴染み深い植物です。
現在沖縄では「月桃」を県の地域産業振興の農産物として位置づけ、研究開発を進めており、すでに食品や防虫剤、芳香剤などとして販売されています。
月桃混素材はこの沖縄産「月桃」の茎部を開織し、クラボウの特殊紡績技術で作り上げたもので、天然素材特有のナチュラル感溢れる自然環境にやさしい素材です。
かりゆしウェアとは?
「かりゆし」という言葉は、沖縄の方言で「おめでたい」を意味し、「かりゆしウェア」は夏を快適にすごせる沖縄らしい装いの代表格です。
その生産は古くから取り組まれていましたが、2000年の九州・沖縄サミットにて統一名称を公募し「かりゆし」と命名され、各国の首脳が着用したことで広く知られるようになりました。
2006年には地球温暖化運動の一環である「クールビズ(CoolBiz)」の代表例として多くのメディアに取り上げられて以降、県内外でも広く愛用されています。
「かりゆしウェア」の定義として、
1.沖縄県産品であること
2.沖縄らしさを表現したものであること
この2点が満たされたものでなければなりません。
沖縄県内の工場で製造された証として、「龍柱」の下げ札が付いています。
登録商標「かりゆしreg;」は沖縄県衣類縫製組合が所有しています。
パイプニット株式会社について
沖縄県うるま市にてかりゆしウェアを作製しているメーカーです。
月生産数約8千枚のかりゆしウェア、ポロシャツ、Tシャツなどを作製しております。
裁断、縫製、仕上げまで、すべて自社にて手がけております。
・裁断では、高速かつ正確で高品質な立体裁断を実現し、手動裁断に比べ作業の安全性が高く、高効率・高生産性を実現。
・縫製は、多くの工程で自動機を導入し、効率化を実現しました。手作業では成し得ない安定した品質を生み出し、高品質な商品をお客様にお届けします。
・仕上げは、一枚一枚丁寧な手作業でアイロンをかけ、さらに衿専用のプレス機を導入しました。衿元をきれいに仕上げた商品をお届けします。